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【院長ブログ】女性医師としてキャリアを続けるということ 〜SUN Dermatologists Conference登壇レポート〜

【院長ブログ】女性医師としてキャリアを続けるということ 〜SUN Dermatologists Conference登壇レポート〜

2025年9月27日(土)に開催された
「SUN Dermatologists Conference〜キャリアも美肌も諦めない!〜」 に登壇いたしました。

本会は、中四国で第一線で活躍中の女性皮膚科医が集まり、
「キャリア」「家庭」「働き方」など、
医師として・女性としてどう生きるかを語り合った特別な会です。


テーマ「わたしのざ瘡治療 − 疾病を通してのキャリア」

私はこの会の企画、立案段階から参加し、当日は座長として会の司会進行をいたしました。

下関医療センター皮膚科部長 赤松洋子先生、武岡皮膚科クリニック高松院院長 石川絵美子先生、愛媛労災病院皮膚科ぶちょう樋口睦美先生、高松日赤皮膚科部長 眞部恵子先生、横川皮ふ科クリニック院長n横川真紀先生という中四国で第一線で皮膚科医としてご活躍の先生方がご登壇!

各分野でご活躍中の先生方の講演を拝聴しました。

それぞれの先生が語られた内容には、
患者さんへの真摯な姿勢や、日々の診療の中で得た経験、
そして何より「続けることの強さ」が込められていました。

地域の基幹病院での皮膚科勤務医、開業医、未婚既婚、お子さんの有無など様々な先生方があつまり、ご自身のキャリアを通して若い先生へのメッセージを述べられておりました。

座長として拝聴していた私も自分と重なる部分もおおく、また大変なご苦労を重ねてキャリアを重ねてこられたことに胸が熱くなりました。

🌸 登壇された先生方からのOne Message

最後に共有された“ひとことメッセージ”が、とても印象的でした。

  • 『継続は力なり』
  • 『Here and now, a miracle.』
  • 『水滴穿石(すいてきせんせき)』
  • 『折角なので楽しんで!/明けない夜はない』
  • 『置かれた場所で咲きなさい』
  • 『細く、長く』

どの言葉にも、努力を続けることの大切さ
どんな環境でも自分らしく生きる強さ が込められていました。


🌱 同じように頑張る仲間がいること

キャリアの道のりは決して平坦ではありません。
それでも、同じように悩み、努力し、乗り越えてきた仲間がいることを思えば、
きっと前に進む勇気が湧いてきます。

一歩一歩の積み重ねが大きな力となり、
夜明けは必ず訪れます。
それぞれの場所で自分らしく花を咲かせながら、
しなやかに歩み続けていきたい――
そんな想いで、今回の会を締めくくりました。


📸 会場の様子

登壇者の皆さまが並ぶ姿は圧巻で、
それぞれの経験や思いを丁寧に言葉にされていました。
オンライン配信も行われ、全国から多くの先生方が視聴してくださいました。

女性医師同士が互いを支え、学び合う時間は、
会場全体をあたたかい空気で包んでいました。


🌼 最後に

医師として、女性として、母として、
それぞれの立場で日々奮闘されているすべての方へ。

「継続は力なり」――
この言葉を胸に、私自身も、
身原皮ふ科形成外科クリニックとしての歩みを
これからも一歩ずつ続けていきたいと思います。

身原 京美

執筆者

身原 京美

院長 / 身原皮ふ科・形成外科クリニック

当院は広島で皮膚科専門医と形成外科専門医が診療を行う専門クリニックです。

皮膚科の新しい治療を積極的に取り入れる一方で、高齢者医療にも長年携わってまいりました。また、院長は2人の娘を持つ母として、赤ちゃんからお年寄りまで、幅広い年代の患者さんに対応しております。女性としての視点を活かし、シミやシワなど整容面のお悩みにも親身にお応えするクリニックを目指しています。

皮膚のお悩みは、お気軽にご相談ください。

取得資格

日本皮膚科学会認定専門医 抗加齢医学会認定専門医 日本褥瘡学会認定褥瘡医師 医学博士 日本熱傷学会学術奨励賞受賞 国際熱傷学会誌BURNS outstanding reviewer受賞