乾燥肌には”落としすぎない入浴法”がカギ!
これからの季節に悪くなる乾燥肌
生活での注意点
石鹸やボディーソープなど、汚れを落とすものには界面活性剤が含まれます。
この界面活性剤の働きにより汚れは洗浄剤を触れるだけで浮き上がるので、
ゴシゴシとこする必要はありません。
ナイロンタオルでなくてもタオルなどでこする必要はありません。
洗浄剤をよく泡立てて手のひらで優しく伸ばして洗うことが大切です!
すねなどの特に乾燥が強い部分には
洗浄剤の使用を最小限にとどめることも重要です
- 体を強く洗いすぎないようにする
- 熱すぎるお湯は避ける
- 長時間の入浴を避ける
- 石けんはきちんと洗い流す
気をつけましょう!
<参考文献>
公益社団法人日本皮膚科学会 皮脂欠乏症診療の手引き作成委員会. 日皮会誌:131(10), 2255-2270, 2021


執筆者
身原 京美
院長 / 身原皮ふ科・形成外科クリニック
当院は広島で皮膚科専門医と形成外科専門医が診療を行う専門クリニックです。
皮膚科の新しい治療を積極的に取り入れる一方で、高齢者医療にも長年携わってまいりました。また、院長は2人の娘を持つ母として、赤ちゃんからお年寄りまで、幅広い年代の患者さんに対応しております。女性としての視点を活かし、シミやシワなど整容面のお悩みにも親身にお応えするクリニックを目指しています。
皮膚のお悩みは、お気軽にご相談ください。
取得資格
日本皮膚科学会認定専門医 抗加齢医学会認定専門医 日本褥瘡学会認定褥瘡医師 医学博士 日本熱傷学会学術奨励賞受賞 国際熱傷学会誌BURNS outstanding reviewer受賞