診断と治療効果の「見える化」を重視した美容皮膚科診療
当院では、保険診療においても写真撮影を積極的に取り入れ、湿疹や赤みといった数値化が難しい皮膚疾患を可能な限り客観的に評価することで、適切な治療につなげています。
さらに、美容皮膚科においては、お顔という繊細な部位のお肌を、主観に頼ることなく、肌画像診断機「re-Beau 2(レビュー2)」などのシステムを用いて多角的に分析しています。シミ・くすみ・赤み・毛穴・皮脂量などを可視化することで、より満足度の高いオーダーメイドの治療プランをご提供しています。
re-Beau 2(レビュー2)「re-Beau 2(レビュー2)」は、株式会社ジェイメックが開発した高精度な肌画像カウンセリングシステムで、医療機関や美容クリニックでの肌診断や治療計画の立案に広く活用されています。
患者さんご自身にも治療の効果を「見えるかたち」で実感していただくことを大切にし、一人ひとりの肌状態に最適な美容治療のご提案を心がけています。


re-Beau 2(レビュー2)の特長
1. 高精細な3種の画像撮影
re-Beau 2は、以下の3種類の画像を高精度で撮影し、肌の状態を多角的に分析します
- カラー写真
2,400万画素の高解像度で、肉眼では見えづらい肌の状態を詳細に確認できます。
- UV写真
紫外線を利用して、通常の写真では確認しにくい隠れたシミや肝斑、ポルフィリン(ニキビの原因となるアクネ菌の代謝物)などを可視化します。
- 赤み写真
赤ら顔や毛細血管拡張、ニキビの炎症など、肌の赤みを明確に捉えます。
これらの画像を組み合わせることで、患者さんの肌状態を正確に把握し、適切な治療計画を立てることが可能です。
2. 治療経過の可視化
撮影した画像は、同じ条件で保存・比較ができるため、治療前後の肌の変化を時系列で確認できます。これにより、患者さんご自身にも治療の効果を客観的に判断していただけます。




執筆者
身原 京美
院長 / 身原皮ふ科・形成外科クリニック
当院は広島で皮膚科専門医と形成外科専門医が診療を行う専門クリニックです。
皮膚科の新しい治療を積極的に取り入れる一方で、高齢者医療にも長年携わってまいりました。また、院長は2人の娘を持つ母として、赤ちゃんからお年寄りまで、幅広い年代の患者さんに対応しております。女性としての視点を活かし、シミやシワなど整容面のお悩みにも親身にお応えするクリニックを目指しています。
皮膚のお悩みは、お気軽にご相談ください。
取得資格
日本皮膚科学会認定専門医 抗加齢医学会認定専門医 日本褥瘡学会認定褥瘡医師 医学博士 日本熱傷学会学術奨励賞受賞 国際熱傷学会誌BURNS outstanding reviewer受賞