サーマニードル

サーマニードルとは

サーマニードルは、極細のニードル（針）を使って皮膚の深層へ高周波（RF）エネルギーを直接届ける美容医療機器です。肌の内部に熱エネルギーを与えることで、コラーゲンの生成を促進し、たるみや小じわ、毛穴の開きなどを改善する効果が期待できます。肌のハリや弾力を自然に高めたい方におすすめの治療法です。

サーマニードルの仕組み

サーマニードルの適応症

サーマニードルは、以下のようなお悩みに対応できます。

• 小じわ、細かいしわの改善
• 肝斑
• 赤ら顔
• 顔のたるみの引き締め
• 毛穴の開き
• 肌のハリ不足
• ニキビ跡やクレーター肌の改善
  

これらの症状に対して、肌内部から再生を促すことで自然な若返りを目指す治療が可能です。

サーマニードルの治療の流れ

1. カウンセリング・診察

肌状態を詳しく診断し、適応を判断します。

2. 麻酔クリームの塗布（肝斑モードでは麻酔は原則必要ありません） 

痛みを最小限に抑えるため、施術前に麻酔を行います。

3. サーマニードル施術

目的に応じた深さや出力を調整しながら、ニードルを用いて高周波エネルギーを照射します。

4. アフターケア

施術後はクーリングや保湿ケアを行い、炎症を抑えます。

施術後は一時的な赤みや軽い腫れが出る場合がありますが、通常は数日以内に落ち着きます。

サーマニードル施術後の注意点

• 施術当日はメイクを控えてください。
• 数日は保湿とUVケアを徹底しましょう。
• 強い摩擦や刺激を避けてください。

肌の赤みや軽い腫れは自然な反応ですが、異常な痛みや腫れが続く場合は早めにご相談ください。

サーマニードルのメリット

• 真皮層へピンポイントにアプローチできる
• ダウンタイムが比較的短い
• 肝斑、たるみ、小じわ、毛穴、ニキビ跡、赤ら顔など幅広い悩みに対応
• 肌の自然な回復力を引き出す治療
  

外側からのケアだけでは得られない、肌内部からの若返り効果を実感できる点が、サーマニードルの大きな魅力です。

紫外線や可視光線による線維芽細胞の老化と肝斑の関係

日常的に浴びる紫外線や可視光線は、肌の奥にある真皮層の線維芽細胞にダメージを与え、細胞の老化を引き起こします。線維芽細胞はもともとコラーゲンを生成する重要な細胞ですが、老化すると本来とは異なる物質を分泌し始め、メラノサイト（メラニンを作る細胞）を過剰に刺激してしまいます。その結果、メラニンが過剰に合成され、肝斑や色素沈着の原因となるのです。

サーマニードルの効果：老化線維芽細胞の抑制によるメラニン過剰の改善

まとめ

サーマニードルは、肌内部からのコラーゲン生成を促し、たるみ、小じわ、毛穴の開き、ニキビ跡などの幅広い悩みにアプローチできる治療法です。ダウンタイムが短く、自然な仕上がりを求める方に適しています。当院では、経験豊富な医師が一人ひとりのお肌に合わせた最適な施術プランをご提案いたします。まずはお気軽にご相談ください。