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【参加報告】Dermatology Master Class in Tokyo|アトピー性皮膚炎・円形脱毛症治療のグローバルアップデート

【参加報告】Dermatology Master Class in Tokyo|アトピー性皮膚炎・円形脱毛症治療のグローバルアップデート

東京で開催された「Dermatology Master Class」に参加いたしました。
本セミナーは、世界各国の皮膚科専門医が集い、アトピー性皮膚炎や円形脱毛症に関する最新治療について議論・共有する国際的な教育プログラムです。


主なテーマ:アトピー性皮膚炎・円形脱毛症の治療戦略

今回のMaster Classでは、とくに以下の2疾患が中心テーマでした:

  • アトピー性皮膚炎(Atopic Dermatitis)
    生物学的製剤やJAK阻害薬など、エビデンスに基づいた治療選択や患者背景に応じた戦略が議論されました。
  • 円形脱毛症(Alopecia Areata)
    JAK阻害薬(JAK inhibitor)の登場により、90%以上の頭髪脱毛を呈する症例にも希望が持てるようになってきています。


世界の皮膚科医と比較し、自身の診療を

セッション中には、症例に対する治療方針をその場で投票する参加型ディスカッションも多数ありました。

たとえば、「90%の頭髪脱毛がある思春期のAA患者における第一選択薬」という質問に対し、
会場では76%の医師がJAK阻害薬を選択。私自身の判断と一致し、国際的にも標準となりつつある選択肢であることを実感しました。

皮膚科医としての姿勢は、国境を越えて共通

国や保険制度、薬剤の承認状況は異なりますが、
「患者さんにとって最適な選択を模索する」という姿勢は世界共通。
症例に対するアプローチや患者さんとの向き合い方に、多くの共感と学びがありました。


今後の診療に活かす学びを

こうした国際的なセミナーに参加することで、
日々の診療に新しい視点を取り入れ、患者さんにとってより良い選択肢を提供することができます。

今後も、皮膚科専門医としてエビデンスに基づいた診療を継続し、
地域の皆さまに安心してご相談いただける医療を目指してまいります。


当院の取り組みについて

身原皮ふ科形成外科クリニックでは、
保険診療から先進医療まで、患者さま一人ひとりに最適なスキンケア・治療を提供しています。

「最近のアトピー治療はどんな薬があるの?」
「円形脱毛症って治るの?」

といった疑問にも丁寧にお答えいたしますので、どうぞお気軽にご相談ください。

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