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皮膚科・形成外科
医療法人 近和会

身原皮ふ科・形成外科クリニック
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論文・メディア業績

1. 2019090863

褥瘡と入院前の生活背景の関係性についての調査研究

Author濱崎 佳純(厚生堂長崎病院 看護部)、片山 遥香、佐藤 みえ、身原 京美
Source日本褥瘡学会誌(1345-0417)20巻3号 Page304(2018.09)
論文種類会議録
シソーラス用語質問紙法、*褥瘡性潰瘍、特別養護老人ホーム、患者重症度
チェックタグヒト、看護

2. 2018355069

褥瘡創面に対する用手的愛護的洗浄の臨床的効果の検討

Author長谷部 愛(厚生堂長崎病院 看護部)、身原 京美
Source日本褥瘡学会誌(1345-0417)20巻2号 Page93-100(2018.06)
論文種類原著論文/準ランダム化比較試験
シソーラス用語Escherichia coli、血圧、*褥瘡性潰瘍(治療,看護,予後)、心拍数、ストレス(病因)、*洗浄療法(有害作用,看護)、クロスオーバー研究、重症度指標; 治療成績、準ランダム化比較試験、細菌培養、メチシリン耐性黄色ブドウ球菌、呼吸数、細菌量
医中誌フリーキーワード水圧(治療的利用)
チェックタグ中年(45~64)、高齢者(65~79)、高齢者(80~)、男、女、看護

Abstract

Abstract

褥瘡創面を水圧のみでの洗浄(水洗浄)、用手的・愛護的洗浄を併用しての洗浄(用手洗浄)のそれぞれで創傷治癒に及ぼす影響や創面の細菌量の変化を検討した。対象は褥瘡10例で、クロスオーバー法を用いて洗浄前後の創面のDESIGN-R、細菌量の変化について検討し、対象者へのストレス評価のため、各洗浄前後で対象者の脈拍数、呼吸数、血圧を測定した。用手洗浄ではDESIGN-Rの総点数が有意に減少し、特に項目別ではSizeの点数が有意に改善した。実測値においても創面積、ポケット面積が有意に改善した。脈拍変化は用手洗浄で増加、呼吸数変化は水洗浄で増加しており、どちらかがよりストレスになったとは考えられなかった。一方、用手洗浄の有用性が示唆されるものの、今期の検討では、症例数が少ないこともあり、総細菌量をのぞきDESIGN-R、細菌数ともに水洗浄群と用手洗浄群の変化量に有意差が認められなかった。検証のため、症例数を増やした試験が必要であると考えられた。(著者抄録)

3. 2018282151

インフリキシマブの二次無効後、アダリムマブが奏効した表在型壊疽性膿皮症の1例

Author静川 寛子(広島大学病院 皮膚科)、岩本 和真、田中 麻衣子、平郡 隆明、秀 道広、身原 京美
Source臨床皮膚科(0021-4973)72巻6号 Page397-402(2018.05)
論文種類原著論文/症例報告
シソーラス用語Colchicine(治療的利用)、Ciclosporin(治療的利用)、Dapsone(治療的利用)、Methotrexate(治療的利用)、Potassium Iodide(治療的利用)、Prednisolone(治療的利用)、Sweet症候群; 関節リウマチ(合併症,薬物療法)、鑑別診断、多剤併用療法、経口投与、皮膚疾患-下肢(合併症,病理学,薬物療法)、*膿皮症-壊疽性(合併症,病理学,薬物療法)、*Infliximab(治療的利用)、*Adalimumab(治療的利用)
チェックタグヒト、中年(45~64)、男

Abstract

Abstract

<文献概要>53歳、男性。関節リウマチとして加療中。初診2ヵ月前から四肢に米粒大の紫斑と浅い潰瘍が出現し、徐々に拡大・多発した。病理組織学的所見では、表皮は大部分が壊死し、真皮上層を中心に好中球が浸潤していた。血液検査所見からは、Sweet症候群や関節リウマチに伴う好中球性皮膚症は否定的であり、表在型壊疽性膿皮症と診断した。ステロイドの内服で一旦は潰瘍の新生が抑制されたが、減量すると症状が再燃し、シクロスポリンの内服併用は効果不十分であった。抗TNF-α抗体であるインフリキシマブを投与すると、潰瘍はおおむね上皮化したが、二次無効となった。そこで、アダリムマブに変更したところ、潰瘍はすべて上皮化し、投与開始後9ヵ月現在も症状の再燃はない。近年、従来の治療に抵抗性の壊疽性膿皮症に対してインフリキシマブの有用性が報告されているが、アダリムマブも治療の選択肢となりうると考えた。

DOI

10.11477/mf.1412205432

4. 2018168080

低温熱傷の原因と予後に関係する影響要因の検討

Author木谷 有希子(厚生堂長崎病院 看護部)、大塚 美代子、身原 京美、大谷 美奈子、長崎 孝太郎
Source熱傷(0285-113X)43巻4号 Page194(2017.11)
論文種類会議録
シソーラス用語質問紙法、*熱傷(病因、予後)
医中誌フリーキーワード湯たんぽ(有害作用)
チェックタグヒト、乳児(1~23ヶ月)、幼児(2~5)、小児(6~12)、青年期(13~18)、成人(19~44)、中年(45~64)、高齢者(65~79)、高齢者(80~)、男、女

5. 2018131773

植皮時に陰圧閉鎖療法(negative pressure wound therapy;NPWT)を併用した背部熱傷の1例

Author串畑 あずさ(広島大学)、河合 幹雄、梅田 直樹、岡 思帆、壷井 聡史、身原 京美
Source西日本皮膚科(0386-9784)79巻5号 Page523(2017.10)
論文種類会議録/症例報告
シソーラス用語*熱傷(外科的療法,治療)、デブリードマン、背部、*皮膚移植、*陰圧閉鎖療法
チェックタグヒト、高齢者(80~)、女

6. 2018131766

アダリムマブが奏効した表在型壊疽性膿皮症の1例

Author静川 寛子(広島大学)、岩本 和真、田中 麻衣子、平郡 隆明、身原 京美
Source西日本皮膚科(0386-9784)79巻5号 Page522(2017.10)
論文種類会議録/症例報告
シソーラス用語*膿皮症-壊疽性(薬物療法)、*Adalimumab(治療的利用)
チェックタグヒト、中年(45~64)、男

7. 2018003987

局所陰圧療法創傷治療システム(PICO)が患者のQOLに与える効果についての検討

Author桑原 実香(厚生堂長崎病院 看護部)、佐藤 みえ、身原 京美
Source日本褥瘡学会誌(1345-0417)19巻3号 Page361(2017.08)
論文種類会議録
シソーラス用語質問紙法、*褥瘡性潰瘍(治療,診断)、*生活の質、疼痛測定、*陰圧閉鎖療法、視覚アナログ尺度
チェックタグヒト

8. 2015357093

褥瘡創面に対する用手的洗浄の臨床的効果の検討

Author長谷部 愛(厚生堂長崎病院 看護部)、身原 京美
Source日本褥瘡学会誌(1345-0417)17巻3号 Page418(2015.07)
論文種類会議録
シソーラス用語*褥瘡性潰瘍(治療,診断)、*洗浄療法、重症度指標、治療成績
チェックタグヒト、看護

9. 2015354923

ストーブ上のやかんの湯による熱傷

Author身原 京美(厚生堂長崎病院 皮膚科)、大谷 美奈子、長崎 孝太郎
Source熱傷(0285-113X)41巻2号 Page113(2015.06)
論文種類会議録
シソーラス用語*熱傷(病因,治療)、外傷重症度指標、高温
チェックタグヒト

10. 2014392173

訪問看護ステーションにおける在宅版K式スケールの有効性の検討

Author藤本 明佳音(厚生堂訪問看護ステーションながさき)、身原 京美
Source日本褥瘡学会誌(1345-0417)16巻3号 Page405(2014.07)
論文種類会議録
シソーラス用語*褥瘡性潰瘍(看護,予防)、*訪問看護ステーション
チェックタグヒト、看護

11. 2014154193

RENASYS GOによる局所陰圧閉鎖療法(NPWT)の経験

Author身原 京美(厚生堂長崎病院)、大谷 美奈子、長崎 孝太郎
Source西日本皮膚科(0386-9784)75巻6号 Page553(2013.12)
論文種類会議録
シソーラス用語褥瘡性潰瘍(外科的療法)、仙尾骨部(外科的療法)、皮膚疾患-足部(外科的療法)、*陰圧閉鎖療法
チェックタグヒト、高齢者(65~79)、高齢者(80~)、男、女

12. 2014001406

図示化によるポジショニング技術の均質化の試み

Author内山 大輔(厚生堂長崎病院 リハビリテーション科)、尾下 豪人、身原 京美
Source日本褥瘡学会誌(1345-0417)15巻3号 Page359(2013.06)
論文種類会議録
シソーラス用語*褥瘡性潰瘍(予防)、*ポジショニング
チェックタグヒト

13. 2013180037

ビデオマイクロスコープによる熱傷の早期深度判定 新分類の提唱

Author身原 京美(厚生堂長崎病院)、信藤 肇、身原 弘哉、大谷 美奈子、長崎 孝太郎、加藤 則人
Source西日本皮膚科(0386-9784)75巻1号 Page99-100(2013.02)
論文種類会議録
シソーラス用語*熱傷(病理学)、分類、*ビデオ顕微鏡検査法、重症度指標
チェックタグヒト

14. 2012285635

肥厚性瘢痕、ケロイドに対するポリエチレンジェルシートの有効性の検討

Author身原 京美(厚生堂長崎病院 皮膚科)、大谷 美奈子、長崎 孝太郎
Source熱傷(0285-113X)38巻2号 Page63-72(2012.06)
論文種類原著論文/ランダム化比較試験
シソーラス用語ゲル(治療的利用)、*ケロイド(治療)、接着性、張力、材料試験、治療成績、*瘢痕-肥厚性(治療)、ランダム化比較試験、*Polyethylene(治療的利用)、シリコンゲル(治療的利用)、創傷被覆材
チェックタグヒト、乳児(1~23ヶ月)、幼児(2~5)、小児(6~12)、中年(45~64)、男、女

Abstract

Abstract

【目的】
肥厚性瘢痕、ケロイドに対するポリエチレンジェルシート(以下PGS)の有効性をシリコンジェルシート(以下SGS)と比較検討した。

【対象および方法】

  1. 肥厚性瘢痕9例、ケロイド1例に対しPGSとSGSのハーフサイドテストを施行した。肥厚性瘢痕は年齢0歳から60歳、熱傷後瘢痕が8例で、1例は骨折手術後の瘢痕であった。熱傷受傷原因はscald burnが7例、contact burnが1例であった。部位は上肢が4例、下肢が3例、頸部が1例、前胸部が1例であり、受傷から試験開始までの期間は2.5ヵ月から1年10ヵ月、試験期間は3ヵ月から12ヵ月であった。ケロイドの症例は47歳、罹患歴は20年で部位は前胸部であった。効果の評価はmodified Vancouver scar scale(mVSS)を用いた。
  2. PGSの作用機序を検討するためPGSとSGSの物理的特性(伸び特性および粘着特性)を測定した。

【結果】
  1. 肥厚性瘢痕の試験開始後3ヵ月目では有意差はなかったが、pliabilityとpigmentationの項目でPGSのほうが改善がみられた。同6ヵ月目でも有意差はなかったが、height以外の項目でPGSのほうが改善がみられた。同8.5から12ヵ月目では、すべての項目でPGSとSGSはほぼ同等の効果がみられた。ケロイド1例の結果では、heightの改善はPGSのほうが早期に得られた。
  2. 150%伸張するのに要する力はPGSでは約11.7N、SGSは約3.96Nであり、剥離時に要する最大力はPGSでは約3.30N、SGSは約0.77Nであり、PGSは抗伸び力、粘着力に優れていた。
【結論】
PGSはSGSと同様に肥厚性瘢痕に対して有効であり、より早期に症状の改善が得られた。またケロイド1例に対してもheightの早期改善効果がみられた。この早期改善はPGSの物理的特性によるものである可能性が考えられた。(著者抄録)

15. 2012250902

肥厚性瘢痕、ケロイドに対するポリエチレンジェルシートの有効性の検討

Author身原 京美(長崎病院)、大谷 美奈子、長崎 孝太郎
Source西日本皮膚科(0386-9784)74巻2号 Page222(2012.04)
論文種類会議録
シソーラス用語*ケロイド(合併症)、*瘢痕-肥厚性(合併症)、*Polyethylene(治療的利用)
チェックタグヒト

16. 2012250290

ダーモスコピーによる早期熱傷の深度診断

Author身原 京美(厚生堂長崎病院 皮膚科)、信藤 肇、身原 弘哉、大谷 美奈子、長崎 孝太郎、加藤 則人
Source日本皮膚科学会雑誌(0021-499X)122巻4号 Page1189(2012.04)
論文種類会議録
シソーラス用語*熱傷(診断)、感度と特異度、*皮膚鏡検査
チェックタグヒト

17. 2012193426

熱傷患者の受診動向、病院前治療についてのアンケート調査

Author酒本 佳子(厚生堂長崎病院 看護部)、大家 美代子、身原 京美、大谷 美奈子、長崎 孝太郎
Source熱傷(0285-113X)38巻1号 Page53-61(2012.03)
論文種類原著論文
シソーラス用語質問紙法、外来患者、*熱傷(治療)、洗浄療法、外傷重症度指標、寒冷療法
チェックタグヒト、乳児(1~23ヶ月)、幼児(2~5)、小児(6~12)、青年期(13~18)、成人(19~44)、中年(45~64)、高齢者(65~79)、高齢者(80~)、男、女

Abstract

Abstract

今回われわれは、2009年10月1日~2010年4月30日の間に熱傷で当院外来を初診で受診した熱傷患者635人を対象にアンケート調査を行った。アンケート内容は、受診時期、受傷直後および受診までの対応、自己処置の方法についてであった。患者背景は、男性216人、女性419人であった。年齢は0~89歳で平均年齢は30.92±26.36歳であり、最も多かったのは0~9歳の195人であった。熱傷面積(%TBSA)は0.1~10%TBSAで平均0.85%TBSAであった。受傷原因は熱湯熱傷が305人(48%)、接触熱傷が268人(42%)で以下、火災熱傷、蒸気熱傷、化学熱傷の順で多かった。受診時期は受傷当日が310人(49%)、受傷後1~3日の受診が202人(32%)で、早期受診の必要性は認識されていると考えられた。受傷から受診までの日数と、上皮化までの日数には有意な正の相関がみられた(p<0.0001、r=0.558)。受傷直後の冷却は84%にされており冷却の重要性は認識されていると考えられたが、冷却時間は20分以内が54%であり、冷却方法は水道水での冷却が54%、アイスノンや氷の冷却が41%であった。自己処置は消毒をしなかった例が84%で、外用剤を使用した例は66%、創部の被覆は61%に施行されており、被覆には固着しやすいガーゼや救急絆創膏が多く使用されていた。今後の課題として、受傷後の冷却時間、冷却方法、自己処置の方法がさまざまであったことがあげられ、正しい処置方法の知識の普及が必要であると考えられた。(著者抄録)

18. 2012176383

ビデオマイクロスコープによる熱傷の深度判定 critical time pointの検討

Author身原 京美(厚生堂長崎病院)、大谷 美奈子、長崎 孝太郎、信藤 肇
Source西日本皮膚科(0386-9784)74巻1号 Page108(2012.02)
論文種類会議録
シソーラス用語*熱傷(診断)、*ビデオ顕微鏡検査法
チェックタグヒト

19. 2012176364

軽量ハンディ型ビデオマイクロスコープ(Bscan-Pro)による熱傷の深度判定

Author身原 京美(厚生堂長崎病院)、大谷 美奈子、長崎 孝太郎
Source西日本皮膚科(0386-9784)74巻1号 Page106(2012.02)
論文種類会議録
シソーラス用語*熱傷(診断)、*ビデオ顕微鏡検査法
チェックタグヒト

20. 2012176289

II度熱傷に対するbFGF+ハイドロゲル創傷被覆材併用療法の有効性

Author身原 京美(厚生堂長崎病院)、大谷 美奈子、長崎 孝太郎、戸田 さゆり、原 武、柳瀬 哲至、信藤 肇
Source西日本皮膚科(0386-9784)74巻1号 Page101(2012.02)
論文種類会議録
シソーラス用語*熱傷(治療)、*線維芽細胞増殖因子2(治療的利用)、*Polyethylene Glycol Dimethacrylate Hydrogel(治療的利用)、*創傷被覆材
チェックタグヒト

21. 2012176283

尋常性乾癬に合併した抗p200類天疱瘡の1例

Author松阪 由紀(広島大学)、信藤 肇、亀好 良一、身原 京美、水野 寛、大山 文悟、橋本 隆
Source西日本皮膚科(0386-9784)74巻1号 Page101(2012.02)
論文種類会議録/症例報告
シソーラス用語*乾癬(合併症、免疫学)、自己抗原、免疫ブロット法、*類天疱瘡-水疱性(合併症、免疫学)
チェックタグヒト、成人(19~44)、男

22. 2012159422

局所熱傷の早期深度判定 受傷から24時間が重要な時間である(Early Depth Assessment of Local Burns: 24h After injury is a Critical Time Point)

Author身原 京美(京都府立医科大学 皮膚科学)
Source京都府立医科大学雑誌(0023-6012)121巻1号 Page35-36(2012.01)
論文種類会議録
シソーラス用語Petrolatum(治療的利用)、*熱傷(診断,薬物療法、予後)、誤診、多剤併用療法、予後、ビデオ顕微鏡検査法、Tretinoin Tocoferil(治療的利用)、早期診断
チェックタグヒト

23. 2012113662

肥厚性瘢痕、ケロイドに対するポリエチレンジェルシートの有効性の検討

Author身原 京美(厚生堂長崎病院 皮膚科)、大谷 美奈子、長崎 孝太郎
Source熱傷(0285-113X)37巻4号 Page263(2011.11)
論文種類会議録
シソーラス用語*ケロイド(治療)、*瘢痕-肥厚性(治療)、*Polyethylene(治療的利用)、シリコンゲル(治療的利用)
チェックタグヒト、乳児(1~23ヶ月)、幼児(2~5)、小児(6~12)、青年期(13~18)、成人(19~44)、中年(45~64)

24. 2012051253

軽量ハンディ型ビデオマイクロスコープ(Bscan-Pro)による熱傷の深度判定

Author身原 京美(厚生堂長崎病院)、大谷 美奈子、長崎 孝太郎、加藤 則人
Source皮膚の科学(1347-1813)10巻1号 Page100-101(2011.02)
論文種類会議録
シソーラス用語*熱傷(診断)、*ビデオ顕微鏡検査法
チェックタグヒト

25. 2011264608

軽量ハンディ型ビデオマイクロスコープ(Bscan-Pro)による熱傷の深度判定

Author身原 京美(厚生堂長崎病院 皮膚科)、大谷 美奈子、長崎 孝太郎
Source熱傷(0285-113X)37巻1号 Page9-18(2011.03)
論文種類原著論文/比較研究
シソーラス用語*熱傷(診断)、感度と特異度、*外傷重症度指標、*ビデオ顕微鏡検査法
チェックタグヒト、成人(19~44)、中年(45~64)、高齢者(65~79)、高齢者(80~)、男、女

Abstract

Abstract

受傷早期の深度判定は熱傷診療において最も重要な項目の一つであり、さまざまな方法が提唱されている。最も広く用いられているのは臨床的診断であるが、これは熟練した医師による判定でも正確な診断は64~76%にすぎないとされる。近年はlaser Doppler imaging(以下LDI)の有効性の報告が複数みられ、その正確度は96~100%とされるが、高価であること、時間がかかること、環境因子により影響されやすいなど手技が煩雑であることなどから広く普及しているとはいいがたい。今回われわれは、LDIと比較すると安価で、迅速、簡便なスキャンが可能である軽量ハンディ型ビデオマイクロスコープ(Bscan-Pro)を用いて早期熱傷の深度判定を行い、臨床的診断による深度判定とその正確度を比較検討した。対象は受傷後7日以内のII度熱傷患者29例35部位で、初回診断時でのビデオマイクロスコープによる診断の正確度は80.0%で、臨床診断と比較して有意に(p=0.0220、χ2 test)正確度が高かった。複数日の観察を含めた全診断時での正確度は90.3%(受傷後24時間未満;71.4%、24~48時間未満;87.5%、48~72時間未満;90.4%、72時間以降;100%)で、受傷後48時間以降ではビデオマイクロスコープによる深度診断のほうが有意に(24~48時間未満;p=0.0027、72時間以降;p=0.0023、χ2 test)正確度が高かった。低温熱傷4例4部位に対しても、ビデオマイクロスコープによる深度診断の正確度は83.3%で、臨床診断での正確度は50.0%であった。両者の間に有意な差はなかった(p=0.5050、χ2 test)。広範囲にかつリアルタイムに真皮上層の血管網の状態が観察できるという利点を有するビデオマイクロスコープは、早期熱傷の深度判定において有用なツールであると考えられた。(著者抄録)

26. 2011186020

ビデオマイクロスコープによる熱傷の早期深度判定

Author身原 京美(厚生堂長崎病院 皮膚科)、信藤 肇、大谷 美奈子、長崎 孝太郎、中島 玲子、加藤 則人
Source日本皮膚科学会雑誌(0021-499X)121巻3号 Page597(2011.03)
論文種類会議録
シソーラス用語*熱傷(診断)、*ビデオ顕微鏡検査法
チェックタグヒト

27. 2011100552

熱傷患者の受診動向、病院前医療についてのアンケート調査

Author酒本 佳子(厚生堂長崎病院 看護部)、大塚 美代子、身原 京美、大谷 美奈子、長崎 孝太郎
Source熱傷(0285-113X)36巻4号 Page230(2010.11)
論文種類会議録
シソーラス用語質問紙法、*熱傷、*プレホスピタルケア
チェックタグヒト、乳児(1~23ヶ月)、幼児(2~5)、小児(6~12)、青年期(13~18)、成人(19~44)、中年(45~64)、高齢者(65~79)、高齢者(80~)、男、女

28. 2011100545

軽量ハンディ型ビデオマイクロスコープ(Bscan-Pro)による熱傷の深度判定

Author身原 京美(厚生堂長崎病院 皮膚科)、大谷 美奈子、長崎 孝太郎
Source熱傷(0285-113X)36巻4号 Page226(2010.11)
論文種類会議録
シソーラス用語*熱傷(画像診断)、*ビデオ顕微鏡検査法、重症度指標
チェックタグヒト

29. 2010314490

難治性褥瘡治療に対する褥瘡保護用パッドプロソフトの有効性の検討

Author三吉 奈美子(厚生堂長崎病院 看護部)、大塚 美代子、身原 京美
Source日本褥瘡学会誌(1345-0417)12巻3号 Page383(2010.07)
論文種類会議録/症例報告
シソーラス用語*褥瘡性潰瘍(治療)、創傷被覆材
チェックタグヒト、成人(19~44)、高齢者(65~79)、男、女

30. 2010251431

熱傷患者の受診動向についてのアンケート調査

Author酒本 佳子(厚生堂長崎病院 看護部)、大塚 美代子、身原 京美、大谷 美奈子、長崎 孝太郎
Source熱傷(0285-113X)36巻2号 Page119(2010.06)
論文種類会議録
シソーラス用語質問紙法、*熱傷(看護)、*保健行動
医中誌フリーキーワード受療行動
チェックタグヒト、看護

31. 2010251428

熱傷早期における水疱蓋の取り扱いについて

Author身原 京美(厚生堂長崎病院 皮膚科)、大谷 美奈子、長崎 考太郎
Source熱傷(0285-113X)36巻2号 Page119(2010.06)
論文種類会議録
シソーラス用語*熱傷(合併症、治療)、経皮投与、*皮膚疾患-小胞水疱性(病因、治療)、線維芽細胞増殖因子2(治療的利用)、Polyethylene Glycol Dimethacrylate Hydrogel(治療的利用)、創傷被覆材
チェックタグヒト

32. 2010113875

熱傷早期における水疱蓋の取り扱いについて

Author身原 京美(厚生堂長崎病院 皮膚科)、大谷 美奈子、長崎 孝太郎
Source熱傷(0285-113X)35巻4号 Page205(2009.11)
論文種類会議録
シソーラス用語*熱傷、*水疱
チェックタグヒト

33. 2010113870

低温熱傷に対するbFGF製剤+ハイドロゲル創傷被覆材の併用療法の有効性

Author身原 京美(厚生堂長崎病院 皮膚科)、大谷 美奈子、長崎 孝太郎
Source熱傷(0285-113X)35巻4号 Page203(2009.11)
論文種類会議録
シソーラス用語*熱傷(治療)、低温、*線維芽細胞増殖因子2(治療的利用)、治療成績、*ハイドロコロイドドレッシング材
チェックタグヒト、男、女

34. 2010030150

乳幼児新鮮II度熱傷に対するトラフェルミンの有用性

Author身原 京美(厚生堂長崎病院 皮膚科)、大谷 美奈子、長崎 孝太郎
Source熱傷(0285-113X)35巻3号 Page127-136(2009.09)
論文種類原著論文/比較研究
シソーラス用語エアゾール、*熱傷(合併症,薬物療法)、治療成績、瘢痕-肥厚性(病因)、*Trafermin(治療的利用)
医中誌フリーキーワード上皮形成
チェックタグヒト、乳児(1~23ヶ月)、幼児(2~5)、小児(6~12)、男、女

Abstract

Abstract

使用経験が少ないとされる乳幼児新鮮II度熱傷患者に対するトラフェルミン(フィブラストスプレー)の臨床効果を検討した。トラフェルミンを投与して加療した乳幼児新鮮II度熱傷患者90例に対しトラフェルミンを投与せず加療した乳幼児新鮮II度熱傷患者45例を対照群とした。上皮化までの日数(中央値、最小~最大)は、トラフェルミン群で受傷後20日(5~64日)、対照群で23日(11~49日)と有意(p<0.01)にトラフェルミン群のほうが短縮しており、トラフェルミン投与開始までの日数と上皮化日数との間には有意(p<0.001)な正の相関が認められた。上皮化日数は、受傷後3日以内投与群と4日以降投与群では、それぞれ14日(5~63日)、22日(9~64日)と受傷後3日以内投与群で有意(p<0.01)に短縮しており、対照群の23日(11~49日)と比較しても有意(p<0.01)に短縮していた。上皮化後1ヵ月以上の経過観察が可能であった例のなかで肥厚性瘢痕の発症の有無を検討した。肥厚性瘢痕の発症は、対照群では77.8%(14/18例)、トラフェルミン群では59.3%(11/17例)であった。トラフェルミン受傷後3日以内投与群では肥厚性瘢痕の発症は37.5%例(6/16例)であった。トラフェルミン群の上皮化日数は、肥厚性瘢痕が形成されなかったものは20.9±6.1日で、形成されたものは29.9±14.9日であった。また、トラフェルミン投与開始日数(平均値±標準偏差)は、肥厚性瘢痕がみられなかった例では5.2±5.7日で、肥厚性瘢痕がみられた例では8.2±5.7日であった。安全性については、全症例で明らかな有害事象は認められなかった。トラフェルミンは乳幼児の熱傷創にも安全でかつ有効であり、上皮化までの日数の短縮に効果的であった。また、受傷後3日以内投与でその傾向は明らかであった。(著者抄録)

35. 2009273023

II度熱傷に対するbFGF製剤+ハイドロゲル創傷被覆剤併用療法

Author身原 京美(厚生堂長崎病院 皮膚科)、大谷 美奈子、長崎 孝太郎
Source熱傷(0285-113X)35巻2号 Page126(2009.06)
論文種類会議録
シソーラス用語*熱傷(薬物療法)、*線維芽細胞増殖因子2(治療的利用)、*Polyethylene Glycol Dimethacrylate Hydrogel(治療的利用)、*創傷被覆材
チェックタグヒト

36. 2009193902

尋常性乾癬に合併した抗p200類天疱瘡の1例

Author松阪 由紀(広島大学 医学部皮膚科)、信藤 肇、亀好 良一、秀 道広、身原 京美、水野 寛、大山 文悟、橋本 隆
Source日本皮膚科学会雑誌(0021-499X)119巻4号 Page743(2009.03)
論文種類会議録/症例報告
シソーラス用語*乾癬(合併症)、*類天疱瘡-水疱性(合併症)
チェックタグヒト、成人(19~44)、男

37. 2009054083

乳幼児熱傷患者に対するbFGF投与の有用性の検討

Author身原 京美(厚生堂長崎病院 皮膚科)、大谷 美奈子、長崎 孝太郎
Source熱傷(0285-113X)34巻4号 Page202-203(2008.11)
論文種類会議録
シソーラス用語*熱傷(薬物療法)、乳児、幼児、*線維芽細胞増殖因子2(治療的利用)、治療成績
チェックタグヒト、乳児(1~23ヶ月)、幼児(2~5)

38. 2006124451

長崎病院における低温熱傷症例,蒸気による熱傷症例の検討

Author身原 京美(長崎厚生堂病院 皮膚科)、河合 幹雄、大谷 美奈子、長崎 孝太郎
Source広島医学(0367-5904)59巻2号 Page209-210(2006.02)
論文種類会議録
シソーラス用語*熱傷(病因)、低温
チェックタグヒト

39. 2005056224

脂肪肉腫の1例

Author津田 達也(三重大学 皮膚科学教室)、後藤 智子、身原 京美、岸本 三郎
Source皮膚科の臨床(0018-1404)46巻11号 Page1788-1789(2004.10)
論文種類原著論文/症例報告
シソーラス用語紅斑(病因、外科的療法)、*脂肪肉腫(診断、合併症、外科的療法)、腫瘤(病因、外科的療法)、X線CT、皮膚移植、毛細血管拡張症(病因、外科的療法)、*組織球腫-悪性線維性(診断、合併症、外科的療法)、脂肪滴
チェックタグ高齢者(65~79)、女

Abstract

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69歳女。主訴は左上腕の皮下腫瘤。左上腕外側部に直径約4cmの皮下腫瘤がドーム状に隆起していた。被覆表皮には毛細血管拡張,紅斑があった。CTで辺縁にspiculationがあり、内部は比較的均一なdensityで造影効果のある3×2.5cmのmassを脂肪織内に認めた。筋膜との境界部は一部不明瞭であった。パワードップラーエコーで腫瘍内部に血流信号を検出し、不正な形態をした血管が発達していた。生検の結果より悪性線維性組織球腫と診断し、全身麻酔下で腫瘤辺縁より2cm離し,筋膜を一部含め拡大切除術と植皮術を行った。現在再発や転移はない。病理組織学所見で脂肪組織内に異型な核を持つ紡錘形の細胞からなる比較的境界明瞭な細胞塊があり、多核の巨細胞や異常分裂像がみられた。脂肪芽細胞は明らかでなかった。電子顕微鏡所見で腫瘍細胞はクロマチンに富む不整形な核を持ち、細胞質内に大小の脂肪滴があった。多形型脂肪肉腫と診断した。

40. 2005028264

凍傷瘢痕部に生じた有棘細胞癌の1例

Author末廣 晃宏(京都府立医科大学 大学院医学研究科皮膚病態制御学)、早川 あずさ、身原 京美、竹中 秀也、安野 洋一、岸本 三郎
Source臨床皮膚科(0021-4973)58巻11号 Page982-984(2004.10)
論文種類原著論文/症例報告
シソーラス用語骨切り術、生検、凍傷、瘢痕、皮膚移植、*扁平上皮癌(診断、外科的療法)、*足部疾患(診断、外科的療法)
チェックタグヒト、高齢者(65~79)、男

Abstract

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74歳男。24歳時に凍傷で右第5趾の壊疽を生じ、同趾切断術を受けていた。3年前より凍傷瘢痕部に潰瘍が出現し、徐々に増大して疼痛が増強した。右第5趾基部近傍外側より足底側にかけて、辺縁不整で角質増生を伴う隣接する2.0×1.5cmと0.8×0.5cmの腫瘍を認めた。生検病理所見で、有棘細胞様細胞からなる腫瘍巣が真皮内へ侵入し、角化傾向も著明で、癌真珠もみられた。腫瘍細胞は好酸性、大小不同で異型性があり、分裂像も散見された。腫瘍巣は深部浸潤性を示さず、比較的限局していた。全身麻酔下に右第5中足骨を骨幹部で切断し、腫瘍は辺縁より2cm離して一塊に切除し、全層植皮術を行った。所属リンパ節に転移はなく、画像所見で遠隔転移を認めなかったことより、squamous cell carcinoma(SCC) T2N0M0と診断した。経過観察していたが、術後10ヵ月に植皮部周囲の足底に角化性病変が出現し、切除術を行った。同部の組織はSCC in situ病変であった。その後は新たな癌化を思わせる皮疹の出現はない。

DOI

10.11477/mf.1412100839

41. 2003253770

手関節に生じた非典型的ミルメシア疣贅の1例

Author荒木 文子(京都府立医科大学 皮膚科学 教室)、竹中 秀也、身原 京美、岸本 三郎
Source皮膚科の臨床(0018-1404)45巻4号 Page526-527(2003.04)
論文種類原著論文/症例報告
シソーラス用語いぼ、手関節、パピローマウイルス科
チェックタグヒト、小児(6~12)、女

Abstract

Abstract

10歳女児。右手関節部伸側に半米粒大の丘疹が出現し、隆起してきた。右手関節部伸側に直径約3mmの表面角化性、色素沈着を伴う有茎性小腫瘤があり、基部に軽度の発赤と鱗屑を有していた。尋常性疣贅を疑ったが、確定診断及び治療のため切除した。病理組織学的には表皮索は外方性及び内方性に増殖し、著明な角質肥厚と乳頭腫症を示していた。辺縁の表皮は腫瘍を包みこむように中心にむかい彎曲していた。基底層直上から角層直下にいたる迄、細胞質内、核内に好酸性封入体を認めた。免疫組織学的にはABC法により有棘層から顆粒層の細胞核及び不全角化細胞の核に一致して、抗Papillomavirus抗体が陽性であった。以上より、ミルメシア疣贅と診断した。

42. 2003111901

乳房外Paget病の2例

Author井澤 かおり(京都府立医科大学)、奥田 富士子、中井 章淳、益田 浩司、池内 昭博、身原 京美、竹中 秀也、岸本 三郎
Source皮膚の科学(1347-1813)1巻5号 Page372(2002.10)
論文種類会議録/症例報告
シソーラス用語*Paget病-乳房外(診断、病理学、外科的療法)、皮膚移植
医中誌フリーキーワード肛門括約筋温存術
チェックタグヒト、成人(19~44)、高齢者(65~79)、男、女
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医院名
身原皮ふ科・形成外科クリニック
院長
身原 京美
住所
〒730-0013
広島県広島市中区八丁堀14-7
八丁堀宮田ビル7F
診療科目
皮膚科・形成外科
電話番号
082-512-4112