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皮膚科・形成外科

身原皮ふ科・形成外科クリニック

〒730-0013
広島県広島市中区八丁堀14-7
八丁堀宮田ビル7F

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形成外科

1)皮膚・皮下のできもの

皮膚のできもの(腫瘍)の大半は、ほくろなどの良性腫瘍でそのままでも問題のないものですが、長い時間が経てば良性であっても大きくなるものがほとんどです。また、中には皮膚がんの一種である場合もあります。

肉眼的な所見や経過、ダーモスコピーなどを経て、悪性が疑わしい場合は細胞を一部採取して診断を付ける必要があります。通常、明らかに良性と考えられる場合は切除してその組織を病理検査に出すことで診断と治療が同時に進みます。

悪性が疑わしい場合は細胞を一部採取する皮膚生検を行って診断を確定させてからの治療になります。

  • a)ほくろ:ほくろは通常治療しなくても良い物ですが、外見上気になる場合や増大が速いなど癌が気になる場合は治療や検査を行います。保険適応になります。直径が5ミリ程度の小さいものは削り取りの治療で十分ですが、悪性が疑わしい場合や大きめのほくろであれば切除して縫い縮める・必要なら皮弁などの対処が必要です。

  • b)老人性疣贅:皮膚の老化によって生じる茶褐色のイボです。表皮レベルに存在するため深く削る必要は無いため、大きめのものでもサージトロンで削り取ることできれいに治ります。

  • c)粉瘤:皮膚が袋を作って中に粥状の垢がたまった物で、しこりとして触れます。感染して腫れてくると切開排膿することになります。なるべく腫れる前に手術で取り除くことが必要です。

  • d)石灰化上皮腫:子供さんによく出来る皮膚の下の硬いしこりです。中高生や成人では簡単な日帰り手術でとれます。しかし、この疾患に限ったことではありませんが幼児の場合は局所麻酔では暴れたり泣いたりして手術中にじっと出来ない事がおおいため、全身麻酔が必要となります。その場合は全身麻酔が可能な施設で治療を行います。

  • e)脂肪腫:皮膚の下の柔らかい膨らみとして触れます。脂肪細胞が腫瘍化して大きくなったものです。ほとんどが良性ですが、ごく稀に悪性のものもあります。また、筋肉内にある場合もあるため、CTやMRIなどの画像検査(同ビル内の八丁堀脳神経外科に依頼します)を行った上で摘出を検討します。

  • f)悪性黒色腫:いわゆる“ほくろの癌”です。形がいびつで色の濃淡が不整な場合や増大が速い場合などに疑わしいとされます。診断を付けるまではクリニックなどの外来レベルで可能ですが、手術は全身麻酔が必要になることが多いため入院が可能な施設で行います。

  • g)基底細胞癌:ほくろのように見える事が多い黒色の悪性腫瘍です。転移することはまず無いとされていますが、局所を破壊する腫瘍のためしっかりと切除することが重要です。植皮や皮弁が必要となることが多いですが、外来局麻で可能な範囲であれば当院で対応可能です。全麻が必要となる場合(巨大な場合や瞼の全層欠損など)では入院が可能な施設で治療を行います。

  • h)有棘細胞癌:表皮の有棘細胞から発生する癌で、この前がん病変をボーエン病と言います。ボーエン病の段階では湿疹と間違われていることもしばしばあります。日光に良く当たる部位ややけどの跡などに生じやすいです。

2)きずあと

傷跡になりそうと心配な傷については、傷を治す段階から気軽にご相談ください。

赤くみみずばれのように盛り上がる傷跡は、一般的に「ケロイド」と思われることが多いですが、専門的にはケロイド・肥厚性瘢痕・瘢痕拘縮などあり治療法も異なります。体質による影響が大きく、難治の場合もあります。

きずあとの治療はほとんどの場合、保険適応です。

治療法には

  • a)非手術:ステロイド(外用、貼り薬、局所注射)、圧迫、内服(トラニラスト)

  • b)手術:単純に目立つ傷跡を縫い縮めて出来るだけ目立たない傷にします。引きつれがある場合(瘢痕拘縮)ではZ形成や皮弁で突っ張りを解除する必要があります。

  • c)体質に起因する強度のケロイド(真性ケロイド)では手術してもほぼ再発します。そのようなケースでは術後放射線治療が必要です。

3) 顔面外傷

  • a)裂傷(皮膚が裂けた傷)・切創(切り傷):基本的には縫合してきれいに治すことになりますが、傷のふちが潰されたりして傷んでいる場合など条件が悪いときれいに治りにくい場合もあります。そのような場合も後日見た目をよくするための治療を行っていきます。顔面の傷の場合、顔面神経(顔の表情を作るための神経)、涙小管(目頭にある涙の通り道)、耳下腺管(頬にある唾液が通る管)などを損傷している場合があり、注意が必要です。

  • b)擦過傷:アスファルトや砂などの異物を残すと外傷性刺青という色が残ってしまう状態になりますので、十分な洗浄が必要です。その後は縫合せず自然に皮膚ができるのを待ちます。

  • c)顔面骨骨折:鼻が曲がる(鼻骨骨折)、物が二重に見える(眼窩骨折)、頬が窪む(頬骨骨折)、かみ合わせがずれている(上顎骨骨折・下顎骨骨折)、頬や鼻や歯ぐきの感覚がない(上顎骨骨折、頬骨骨折)、口が開けられない(頬骨骨折・下顎骨折)など、骨折を疑う症状がある場合はCTなどで診断を行います。多くの場合は総合病院での治療が必要となりますので診断を付けるところまでがクリニックの役割になります。手術が必要な場合は入院が可能な施設で治療を行います。

4) 眼瞼下垂

上まぶたが垂れ下がり、視界が狭くなってくる状態を眼瞼下垂といいます。

眼瞼下垂によって前が見えにくい、眉毛を大きく上げないといけないため肩がこる、おでこに深いしわができるといった症状につながります。

殆どの場合は後天性ですが、生まれながらに眼瞼挙筋が働かない先天性の眼瞼下垂もあり治療法が異なります。

また、後天性の場合でも重症筋無力症など全身的な疾患が原因の場合もあり、その際には原疾患の精査・治療が先行します。

a) 腱膜性眼瞼下垂

後天性の眼瞼下垂のほとんどは目を開く眼瞼挙筋の腱膜の付着部が緩んでくる・外れてくることで力を伝えることが出来なくなり開かなくなってくるものです。主に加齢によって徐々に進行しますが、ハードコンタクトレンズや、アトピーや花粉症などで目をこすることによって若年で発症する場合もあります。

いったん離れた腱膜は自然に元に戻ることはありませんので、手術で止め直す以外に良くなることは有りません。また、重瞼術(ふたえ)の手術ではその操作をする訳ではありませんのでこれも改善策にはなりません。

手術は皮膚を切開して(多くの場合は皮膚が余っていますから減量します)上に逃げた腱膜を同定し、少し長さを詰めるようにして止め直すことで眼の開きを改善します。

このときに殆どの場合重瞼も作成します。

最近、ミューラー筋に緊張をかけると眼瞼痙攣を生じることがあると言われています。簡便なタッキング法やミューラー筋ごと前転する短縮は避けたほうがよいと考えられますので、腱膜のみを剥離して前転します。痙攣がある症例ではその際にミューラー筋を解除します。

まぶたの皮膚は、睫毛のある目の縁のあたりは非常に薄いですが、眉毛に近づくにつれて分厚くなっていきます。皮膚の余りの強いケースでは、重瞼線で皮膚をたくさん切除すると上の分厚い皮膚が下りてきてしまい、まぶたが厚ぼったくなります。

このようなケースでは、皮膚を眉毛の下で切除する眉毛下皮膚切除が有効です。見える部分に傷跡が残りますが、きれいに縫合すればたいていの場合はほとんど目立たなく治ります。この手術は薄い皮膚を残せるメリットがありますが、腱膜を触らない手術ですので挙筋機能が良好なケースや腱膜前転手術後に二次的に行う方法として選択されます。

b) 先天性眼瞼下垂

生まれながらの眼瞼下垂では挙筋が動いていないため上記の手術では改善が得られません。前頭筋と瞼を筋膜などでつなぐ吊上げ術を行います。

5) 眼瞼内反症・さかまつげ

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医院名
身原皮ふ科・形成外科クリニック
院長
身原 京美
住所
〒730-0013
広島県広島市中区八丁堀14-7
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診療科目
皮膚科・形成外科
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